研究分野の案内 / FIELD

環境システム分野

研究グループ名 水文グループ
教員名
教授:河村 明

助教:天口英雄

研究方針と内容

水文研究室では、都市流域の水循環機構に関する研究を中心として、海外の流域の水循環機構や水資源問題、さらに地球規模大気海洋現象(例えば有名なエルニーニョ現象など)と日本の降水との関連に関する研究を行っています。

まず、都市流域に関する水循環機構の研究としては、現在、近年頻発する都市型洪水被害低減を目的に、人工的に形成された非常に複雑な都市型豪雨流出に対し、従来の土地利用情報のみならず、個々のビルや家屋、駐車場などの正確な不浸透域を抽出できる地物データGIS(地理情報システム)を活用することにより、豪雨の流出経路を物理的に忠実に再現する精緻な地物指向分布型都市洪水流出解析モデルを提案・構築しています。また、本モデルを低水管理まで拡張し都市流域の水循環機構を定量的に評価しています。さらに、都市流域のある重要地点を対象とした高精度で実時間での素早い流量予測を目的に、簡単な都市流域貯留関数モデルを提案・構築しその評価を行っています。

次に、東南アジアや特に現時点ではチュニジアの半乾燥流域における降雨流出現象や河川流況の解明を行っています。さらに、様々な大気海洋現象を表す指標と日本の渇水や洪水との関連性、そして降水の長期傾向などに関して主に統計学的手法を用いて研究を行っています。

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修士・博士論文テーマ(2018年度)

  • *XバンドMPレーダを用いた都市流域における豪雨の時空間および流出特性に関する基礎的研究
  • *Basic study on sustainability assessment of groundwater resources in Hanoi, Vietnam
  • 東京都の中小河川整備に資する豪雨特性解析
  • Numerical solution and model parameter characteristics of Urban Storage Function model
  • ランダムフォレスト法によるバーチャルハイドログラフ再現性に関する研究
  • 地下水シミュレーションを用いた武蔵野台地における揚水量削減の効果検討
  • *印が付いたものは博士論文テーマ

    主な卒業論文テーマ(2018年度)

  • NHRCM 5km降雨データを用いた神田川上流域の洪水流出・浸水リスク評価
  • 日本橋地区における首都高速道路が河川上空占用に至った社会背景
  • ISM 法を用いたフィリピン・メトロマニラにおける総合洪水リスクマネジメント上の障壁解析
  • 東京都の中小河川を対象としたバーチャルハイエトグラフの作成およびその特性
  • 東京都立大学 都市環境学部 都市基盤環境学科
    東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 都市基盤環境学域
    〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1