将来計画 / PLAN

学習・教育目標

都市基盤環境学科では、以下に示す(A)~(H)の能力の習得を学習・教育目標としている。学部の4年間において、必修科目、選択必修科目および選択科目に関する所定の単位数を修得することによりこれらの目標を達成し、社会が必要とする土木技術者が育成されることとなる。

  • 人文・社会・自然科学など幅広い知識を身に付け、社会における問題を認識し、総合的視野に立って物事を考える能力
  • 技術が社会や自然環境・生活環境に及ぼす影響を理解し、技術者としての責任を自覚して公正な立場で発言・行動できる能力
  • 自然科学の素養、数学や情報技術に関する基礎的専門知識を有し、それらを応用・発展できる能力
  • 都市基盤環境分野に関する専門知識を修得し、それらを問題解決に活用できる能力
  • 都市基盤環境に関連する広範囲な他分野からの専門知識をも利用し、都市基盤環境に要求されている課題や問題点を発見し、必要な情報を入手して、解決していくことのできる能力
  • 与えられた制約条件のもとで、計画的に学習を遂行し、得られた成果をとりまとめる能力
  • 日本語により、自分の考えを論理的に記述・発表し、討議できるコミュニケーション能力と、国際的に適応・活躍していけるコミュニケーション基礎能力
  • 技術力の向上を目指し、自主的・継続的に学習できる能力

社会ニーズを踏まえた技術者教育を目指して

都市基盤環境学科では、社会の変化、土木技術者が担うべき技術分野の拡大等に対応するため、平成17年度より、それまでの「土木工学科」から「都市基盤環境学科」へ学科の名称を変更し、新たなカリキュラムで授業を行っている。これまでのカリキュラムも十分な内容・レベルであるとは考えているが、より社会ニーズに対応した授業科目となるようにリニューアルしている。新カリキュラムへの移行は年次進行で行っているため、現在、1年~3年次学生が新カリキュラムでの授業の対象となる。

ところで、現在、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受ける大学(実際には、学科のプログラムとして受ける)が全国的に増えつつあり、我々の都市基盤環境学科もそれを視野に入れている。ただし、新カリキュラムへの移行に伴い、認定要件である卒業生の輩出の実績等が満足できないことから、現状は、上記の学習・教育目標を掲げ、授業評価アンケートやシラバスの充実による授業内容の向上等、JABEEの審査項目に対応した項目への取り組みを図っている。

資格取得による技術力のアピール

社会の要求に応え、安全で環境に配慮した社会資本を構築・維持管理するとともに、土木分野の正常なる発展のためには、土木技術者は高度な技術力を有することが必要であり、その証として適切な資格の取得が必要であると考える。これは、企業に勤める者ばかりでなく、国家・地方公務員にも当てはまることである。
土木分野に関係した資格の代表例として以下のものが挙げられる。

  • 一級・二級土木施工管理技士
  • 測量士、測量士補
  • 技術士、技術士補
  • 土木学会技術者資格(特別上級・上級・1級・2級)
  • RCCM(シビルコンサルティングマネージャ)
  • コンクリート主任技士、コンクリート技士 ほか

これらの資格は、卒業後数年の業務経験を経たのちに受験資格が与えられるものが多いが、一方で技術士補(技術士一次試験)や土木学会2級技術者資格は在学中から受験が可能である。資格偏重になることに十分注意する必要はあるが、年次進行に合わせて学部高学年次または大学院在籍中において、段階的に技術力の向上を適切に資格の取得により確認することも価値がある。このようなことから、都市基盤環境学科では、学部生一人一人の学習意欲を鼓舞する観点から、これらの資格の取得を推奨するとともに、適宜、支援を行っている。

東京都立大学 都市環境学部 都市基盤環境学科
東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 都市基盤環境学域
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