地理学教室のご案内

沿革と概要

 東京都立大学都市環境学部地理環境学科(地理学教室)の生い立ちは, 1949年に前身である東京都立大学が創立された当時の理学部の教養講座「地理学講座」から始まっています. 1961年には理学部に「地理学科」が創設され,地理学教室としての歩みを始めました. 当時は今でも東急東横線の駅名にその名を残している都立大学駅から少し離れた目黒区八雲と世田谷区深沢に校舎がありました. 1991年には現在の八王子市南大沢キャンパスに移転し,施設を一新しました. 2005年4月には首都大学東京都市環境学部地理環境コースとして改組され, 翌2006年4月からは,大学院も都市環境科学研究科地理環境科学専攻に移行,さらに2009年4月には,地理環境科学域になっています. 2018年4月からは組織再編により,学部は地理環境学科,大学院は地理環境学域となりました.

 このように組織の名称は色々と変遷をしつつも,地理学教室としての一体感のある研究・教育が,一貫して続けられてきました. 広々とした緑豊かな南大沢キャンパス の中での,多様なカリキュラムに基づく充実した少人数教育と, 国際的に最先端をいく研究活動が特徴の,日本でも有数の充実した地理学教室です.