学部長メッセージ

「地球環境・生活環境の観点から大都市東京の理想像を探究する」

都市環境学部長
都市環境科学研究科長
宇治 公隆

都市環境学部では、本学の基本理念である「大都市における人間社会の理想像の追求」のために設定された重点課題のうちの「都市環境の向上」を1つの大きな柱とし、都市環境について学際的・総合的に学びます。都市環境を様々な側面から学び研究するために、特徴ある5つのコースが設置されています。
1つめは「地理環境コース」。自然地理、人文地理、地理情報を基礎とする地域・地球環境、人と歴史、地形や地質など、地理環境科学を幅広い視点から学びます。 2つめは「都市基盤環境コース」。自然や環境と共生できる社会基盤の整備と長期供用性の確保について、環境保全、安全防災、耐久性の観点から学びます。 3つめは「建築都市コース」。建築物だけでなく都市空間を包含する都市環境を、超高層ビルから伝統的木造住宅まで首都東京ならではのフィールドで学びます。 4つめは「分子応用化学コース」。地球規模からライフサイエンスに至る広い領域で、地球環境・生活環境の向上に寄与する物質や材料、エネルギーなどについて学びます。 5つめは「自然・文化ツーリズムコース」。大都市東京における自然環境の保護・適正利用、文化遺産や都市景観の保全などを、工学的・理学的アプローチによって学びます。
 大都市東京に位置する大学だからこそ、地球規模の環境から身近な環境まで、幅広く学ぶことができます。また、コース横断的な科目の設置、副専攻の導入、さらに実習、実験、演習、インターンシップを重視しており、多様で主体性を持った学びが目標です。このような学習環境を通じ、多角的視野と深い洞察力を持った人材として成長し巣立つことを期待しています。なお、学生個々の資質向上のために、大学院に進学することを強く推奨します。

大学院である都市環境科学研究科では、学部教育に続いて、都市の文化を継承しつつ、人間が生き生きと活動できる安全・安心・快適な都市環境を持続的に発展・維持するための科学体系を追求します。そのため、都市環境を構成する「人間」、「物質」、「エネルギー」、「情報」、「人工物」、「自然」の各要素における諸特性、時間的変化を踏まえ、それらの相互作用を理解して調和を図り、各学問分野の将来あるべき姿を研究します。
 研究科内に「地理環境科学域」、「都市基盤環境学域」、「建築学域」、「都市システム科学域」、「分子応用化学域」、「観光科学域」の6つの学域を設置しています。これら学域における研究は、それぞれの分野で高いレベルを維持しています。本研究科において幅広い専門知識を身につけ、探究心・課題解決能力を磨き、先導的な技術者・研究者を目指しましょう。